疾患別紹介 – 脳神経外科の対
brain & Neurosurgical
Conditions
当科では、脳腫瘍・脳血管障害・機能的疾患・小児疾患など、
幅広い脳神経外科疾患に対応しています。
このページでは、代表的な病気の種類や症状、診断、治療について、
わかりやすく解説いたします。

顔面痙攣(がんめんけいれん)について
顔面痙攣とは
顔面痙攣は、顔の片側の筋肉が自分の意思に関係なくピクピクと動く病気です。 はじめは目の周りのけいれんから始まり、次第に頬や口元、首まで広がることがあります。進行すると、会話や食事など日常生活に支障をきたすこともあります。
症状
・片側のまぶたがピクピク動く
・口角が引きつるように動く
・顔全体が片側だけけいれんする
症状は休んでいても続き、眠っている間は軽くなることが多い
原因
多くの場合、脳の奥で顔面神経が血管に圧迫されることが原因です。
まれに腫瘍や動脈瘤が原因となることもあるため、MRIでの精査が必要です。
診断
症状の特徴で診断が可能です。
MRI検査で血管の圧迫や他の病気の有無を確認します。
治療
顔面けいれんには大きく2つの治療法があります。
・ボツリヌス療法(ボトックス注射)
表情筋に少量を注射することでけいれんを抑えます。効果は数か月持続し、繰り返し治療が必要ですが、体への負担が少ない方法です。
・手術(微小血管減圧術)
耳の後方に小さな開頭を行い、顔面神経を圧迫している血管を移動させ、圧迫を解除する根治的治療です。全身麻酔が必要ですが、多くの患者さんで症状が大きく改善します。
予後と経過
初期にはボツリヌス療法で症状のコントロールを得られることが多いです。
手術を行った場合は根治が期待でき、再発も少ないとされています。
いずれの治療後も定期的な経過観察が大切です。
当科の取り組み
当科では、ボツリヌス療法と微小血管減圧術の両方に対応可能であり、患者さんの症状や全身状態に応じて最適な治療を提案しています。
